わたしと娘と摂食障害

神経性やせ症(拒食症)を患う娘を支える記録。

日記を見つける(゚д゚)!

入院7週目目前のある日、2020年5月から書かれている娘のダイエット日記を見つけてしまいました( ゚Д゚)📕

 

夜の5分間の電話で、娘からノートを一冊持ってきてほしいと頼まれ、娘の本棚を触っているときにたまたま手にしたものが日記でした。

 

タイトルもなく、何の変哲もないただのノートでした。そこには…

 

  • 一日食べた内容
  • 食事を食べて良い点・悪い点 (もっと食べたかったけど我慢できた。おやつを食べてしまった。など)
  • 総評 (今日はこれだけ残せた。明日はもっと残そう。など)

 

上記の内容が日付ごとに細かく書かれていた。

かわいい自作のイラスト付きで、一見するとまるで勉強した内容をまとめてあるようなきっちりとした感じを受けるけど、内容の異質さは胸に迫るものがありました。

 

我慢できたとか食べたかったとか、残そうとか、もう、めまいがしそうでした。

わたしはあふれる涙を拭うこともせず、ただただノートを見ていました。

 

育ち盛りの体でどんなに食べたかっただろう。

そうまでしてダイエットをする必要があったのか。

何が娘をそこまで動かしたのか。

 

娘に寄り添えなかった後悔と、娘の気持ちを思うと心痛でどうにかなりそうでした。

 

 

わたしが娘が摂食障害だと気付く3~4カ月前にはすでに摂食障害になっていたのだと、尋常ではない精神状態だったのだと、突きつけられ、目の前が真っ暗になりました。

 

日記は2020年7月まで続いていました。

 

 

 

 

入院6週目 ②

病院からカロリーメイトと合わせて、メイバランスという市販で売られているカロリードリンクも持ってきてほしい、と連絡が来ました。

 

味の種類がたくさんあるメイバランスから、娘が好きそうな味を数本選び持っていきました。

 

一本200kcal✨

 

計算しやすい。

 

 

体重も増えてきたので塗り絵など、絵を描く道具も持ってきてもよいとのこと。

早速本屋さんへいくと、様々な塗り絵の本があって見ているだけで楽しい°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

 

仏像は女子中学生には渋いか。…これわたしが欲しい。

猫のイラストもいいし、このメルヘンチックなイラストもいい!

 

結局半ページは日付などを書いて、半ページが塗り絵になっているものにしました。

最初から見開き1ページ塗り絵になってるより、まずは半ページからの方がハードル低いかもしれないと思いました。

 

本の説明で塗り絵をしてるとリラックスして眠れるって書いてあるし。

 

 

塗ると眠ってしまったのかわかりませんが、娘が入院中塗ったのは最初の2ページだけでした💦

 

 

 

気分がいいらしい(⌒∇⌒)

入院して一月半、娘が最近気分がいいというので、どういいのか聞いてみました。

 

朝起きるのが辛くなくて、体が軽くなってきた気がする。

以前はしんどくて笑えなかったが、今は心から笑うことができる。

多分入院前は自覚が無かったが、相当しんどかったと思う。

 

入院してほんの少し体重が増えたことが、娘の身体にとって大きな出来事だったんだと思います。

食べ物をちゃんと摂らないと性格も考え方も変わってしまい、娘らしさが消え、笑えなくなるのだと改めて感じました。

 

入院前の娘の写真を見返しても、いつもしんどそうに不機嫌な顔。

笑っていても、どこか力が入らないような弱弱しい薄い笑み。

 

電話の向こうの娘は楽しそうに言います。

「明日の電話が待ち遠しい」

わたしは答えます。

「ママもよ」

 

普通の会話。

でも心が温まる嬉しい会話。

 

待つって楽しいことでもありますね。

待ってる時間も楽しくて、心が弾むんですね。

入院6週目

入院後一月半経過しても娘とは電話で話すだけでした。

たった五分の電話を今か今かと待つのですが、待った時間より話す時間が圧倒的に少ない。

アッという間に終わっちゃいます。

 

lineのビデオ通話機能に救われてました。

無料で話せるなんて、もう本当に神様!

lineが無かったら多分電話代も気にしないといけなかったから。

感謝感謝。

 

電話終了時間が来ると遠くからアラームの音と、娘の

「切るね」

の一言で画面が真っ黒に。

あーあ、終わっちゃった😞と暫く黒い画面を見ていました。

 

明日はこう話そう、今度あれを聞いてみよう。

 

入院前より娘との会話が楽しくなっていました。

 

電話中、娘はよくほかの利用者さんの出来事を教えてくれていました。

認知症がひどくてどこでも粗相してしまう方や、暴れて取り押さえられた人、走り回る人。

世の中には様々な理由で、様々な年代の人が精神科に入院しているのだと初めて知ることができました。娘が入院しなければ知らなかった世界。

 

画面の向こう側でこの記事を読んでくださっている方々と、こうして巡り合えていることにも感謝してます。

入院5週目

この頃から電話で話す娘の声音が明るくなりました。

 

弾んだ声音だと話すと、

「先生が入院中は何を食べても脂肪にならないって」

と、娘は笑って答えてくれました。

 

娘の気持ちが軽くなったせいか、順調に毎日カロリーメイトを一箱食べてくれていたそうで、食べられなかったら高カロリードリンクを飲んでいたそうです。

 

ラコール

エネーボ

イノラス

 

一番の飲みやすかったのはエネーボらしいです。

 

順調に体重が増えているのだと思うと入院を決めて本当に良かったと思いました。

このままうまくいくと体重も増え、考えも変わるのではないかと期待に胸が膨らみました。

 

 

 

📺テレビの痩せた人のドキュメント

入院の話からそれますが、テレビで太っている人が痩せてどんなに素敵なったかのドキュメントみたいな番組が嫌いです。

 

以前は気にしていませんでしたが、娘が摂食障害となり痩せることへのこだわりを持つようになって、痩せることがどんなに危険なことなのか、命さえも危ぶまれる状態になり得るとわかってから、そのたぐいの番組を見ないようにしています。

 

痩せること、痩せようと思うことは悪くないと思います。

痩せて明るくなれたら、自分らしくいられたら素晴らしいことです。

ただ、痩せることを目標にするのではなく、何キロまでに落とそうとか自分の目標を立て、目標が叶ったらそこで現状維持できるように調節できたなら、それは痩せた成功例と言えると思います。

 

痩せてこんなに明るくなった、前向きになったと自分で思えたら幸せです。

 

その人らしくいられたら、笑顔でいられたら、それでいいと思います。

 

痩せたからイケメンになってモテるのではなく、痩せても太っていてもあなたはあなた。

痩せて顔かたちの印象は変わるかもしれませんが、顔の基本的な配置は変わらないと思います。

あなたは世界で唯一無二の大事な存在。

どうか自分を愛してほしい。

 

痩せたから愛されるわけでも、痩せたから可愛くなるわけでもない。

あなたがあなただから愛されるのだと、信じてほしい。

 

 

初めての入院費用明細書

前回までが入院に至る回想でした。

 

そしてここからは入院から一月後の入院生活の記録です。

なんせ一年前の出来事を、自分の日記という殴り書きを見ながら文章にしていくのは骨が折れます(´;ω;`)ウゥゥ

 

解読困難なわたしの文字。

国語は好きでしたが字を書くのは苦手。

小学校低学年の時、あまりにも字が汚くて、同級生の親が経営する習字教室に通わされたけど、全く習得できませんでした。

 

話を戻して、入院して一月が経つ頃、二週間分の費用明細がポストに送られてきました。

ドキドキしながら開けると(^^;)

 

18万円也。

 

おお…思ったよりお高い。

個室代がかかるからだけど、いやいや、高いよ。

 

二週間でこれだと一カ月だと40万円くらいになるってこと!?

 

限度額適用認定も受けられるし、何より子ども医療費受給者証があるおかげで一部戻ってくるけど、住んでる自治体は最初に全額支払わないといけないので、貯金が無いと払えない。

 

最終的には入院三カ月で100万円以上になりました。

本人希望で三カ月ずっと個室使ってしまったので仕方ないですね。

なにより本人が快適に生活できたのならそれで満足です。

わたしが頑張って働けばいいんですから…。

 

………でもこんなことなら子どもの医療保険入っとけばよかった!